証券外務員一種の試験当日。160分の配分は5択30問に100分

試験時間は2時間40分(160分)で100問。二種より40分長く、問題は30問多いので、1問あたりの時間は二種とほぼ同じです。当日の持ち物・会場のルール・PC電卓は二種と同じなので、二種の試験当日を見てください。ここでは一種だけの「解く順番」と「時間配分」を書きます。

1. 解く順番(1問10点の5択から)

440点のうち300点が5択30問にあります。配点の大きい5択を、頭が元気なうちに先に片付けるのは二種と同じです。

  1. ステップ1:5択の計算問題(8〜10問・80〜100点)。共通分野の計算(PER・利回り・税金など二種と同じ)に加えて、信用取引の追証・先物の受払代金や理論価格・オプションの損益・Act/360が出ます。型が決まっているので先に取ります(信用取引の計算・先物の計算・オプションの戦略・利払い計算)。
  2. ステップ2:5択の2つ選ぶ問題(10〜14問・100〜140点)。一種では一番多い形式です。デリバティブの「限定・無限定」「取引単位」「誰が払うか」の表で、ウソの選択肢を消して片方(5点)は確実に当てます。
  3. ステップ3:残りの5択(穴埋め・1つ選ぶ)。店頭デリバの用語の穴埋めが定番。店頭デリバの用語の表で埋めます。
  4. ステップ4:○×70問(140点)。1問30秒ペース。共通分野は二種の○×の判断基準、デリバティブは各ページの「ひっかけ」の型で判断して進みます。

オプションの損益計算だけは図を描く時間がかかるので、他の計算を終えてから取りかかりましょう。1問10点に5分かけるより、○×を10問進めるほうが点になります。

2. 時間配分の目安(160分)

解く順番・区分問題数かける時間1問あたりの目安
① 5択の計算問題8〜10問35分約3分半
② 5択の2つ選ぶ問題10〜14問35分約3分
③ 残りの5択6〜10問25分約3分
④ ○×問題70問45分約40秒
⑤ 見直し—20分計算の検算と読み間違いだけ

3. デリバティブの問題が出てきたときの頭の切り替え

デリバティブの問題は100問の最後のほう(90問台)にまとまって出るのが定番です。○×を解き進めて最後にデリバティブの5択が残る形になるので、計算から先に解く作戦なら、最初に画面を最後まで送って、デリバティブの計算問題の場所を確認しておきましょう。

4. 見直しの鉄則

二種と同じです。勘で選んだ答えは変えない。見直すのは、計算の検算(取引単位・枚数・消費税・掛目のかけ忘れ)と、「正しいもの」「誤っているもの」の読み間違いだけ。

308点に届けば合格。満点は要りません。問題演習20問で型を確認して、本番に臨みましょう。