○×を全部当てても110点足りない
| 形式 | 問数 | 1問の点 | 合計 |
|---|---|---|---|
| ○× | 50問 | 2点 | 100点 |
| 5択問題 | 20問 | 10点(2つ選ぶ問題は各5点) | 200点 |
| 計 | 70問 | 300点 |
合格ラインは300点満点の7割(210点)です。○×50問を仮に全問正解しても100点にしかならず、合格には110点足りません。
つまり、勝負は1問10点の「5択問題」で決まります。5択問題には、5つから1つを選ぶ形式と、2つを選ぶ形式があります。2つ選ぶ問題は1つ当てるごとに5点の部分点が入るため、片方だけ確実に当てて、もう片方を2択まで絞れば効率よく稼げます。
5択20問の内訳と「ギリギリ合格」の作り方
配点の大きい5択問題(200点分)は、以下の3つに分かれます。
| 種類 | 問数 | 点数 | 対策のやり方 |
|---|---|---|---|
| 計算問題 | 6問 | 60点 | 公式が固定。数字を入れ替えるだけなので60点満点を狙いましょう |
| 2つ選ぶ問題 | 8問 | 80点 | 決議事項などの列挙型。暗記リストを使って最低でも片方(5点)は確実に当てましょう |
| その他の5択 | 6問 | 60点 | 範囲が広いため、消去法のルールで2択まで絞って期待値に任せましょう |
○×を8割(80点)取った場合、5択の対策状況で合否は以下のように分かれます(※運任せは5分の1、2択は2分の1の確率で計算)。
| 作戦 | 計算6問 | 2つ選ぶ8問 | 残り6問 | 5択の点 | 合計(○×80点込) | 結果 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 計算だけ全取り、あとは全部運任せ | 60 | 16 | 12 | 88 | 168点 | 不合格 |
| 計算全取り+2つ選ぶ問題の片方当て+残りは2択 | 60 | 40 | 30 | 130 | 210点 | ギリギリ合格 |
| 計算全取り+2つ選ぶ問題も全取り+残りは2択 | 60 | 80 | 30 | 170 | 250点 | 余裕で合格 |
まずは真ん中の「ギリギリ合格(210点)」のラインに最速で到達しましょう。計算6問を固め、2つ選ぶ問題で片方ずつ確実に拾い、残りを2択に絞れれば、あとは確率(運)で合格点に届きます。
科目別の配点:出ない科目は思い切って運任せにする
公式の配点は非公表ですが、受けた感覚と市販教材の予想による科目別の目安は以下の通りです(5点単位に丸めています)。
| 科目 | 配点の目安 |
|---|---|
| 債券業務 | 約40点 |
| 協会定款・諸規則 | 約40点 |
| 投資信託及び投資法人に関する業務 | 約35点 |
| 金融商品取引法 | 約30点 |
| 株式業務 | 約30点 |
| 株式会社法概論 | 約20点 |
| 経済・金融・財政の常識 | 約20点 |
| 財務諸表と企業分析 | 約20点 |
| 証券税制 | 約20点 |
| 証券市場の基礎知識 | 約10点 |
| 取引所定款・諸規則 | 約10点 |
| 付随業務 | 約10点 |
| セールス業務 | 約10点 |
| 金融商品の勧誘・販売に関係する法律 | 約5点 |
表を見ればわかる通り、上位5科目だけで約175点(全体の約6割)を占める一方、下位4科目は全部合わせても約35点しかありません。配点の小さい科目は、本当に数問しか出ません。
また、「経済・金融・財政」と「付随業務」は○×がほぼ出ず5択だけなので、暗記リストを覚えるだけで対策が終わります。
まずは配点の大きい上位科目と計算・暗記リストだけを重点的にやりましょう。下位の細かい科目は、最初から運任せにしても合格には全く問題ありません。まずは「運で受かるレベル」まで最速で到達し、それでも時間が余って不安な人だけ、細かい論点を勉強しましょう。