ルール1. 計算で確認できる肢を先に消す
五肢の中に「数値が1つだけ違う肢」が混ざります。式に入れれば答えが出ます(公式は計算①株式から4ページ)。
- × 「株価1,200円、1株当たり当期純利益60円のとき、PERは25倍である」
- ○ 「株価1,200円、1株当たり当期純利益60円のとき、PERは20倍である」
ルール2. 「不要・できる・含まれない・対象外」は疑う
法令の肢で義務や禁止を緩めている肢は、ほぼ×です。反例3つは○×の鉄則にあります。
- × 「外務員の登録は、営業所の中で行う勧誘だけなら不要である」
- ○ 「外務員は、営業所の内外を問わず、登録を受けなければ外務行為ができない」
ルール3. 断定語は疑う
「すべて」「いかなる場合も」「必ず」「〜に限る」は、例外を無視した肢に多い言葉です。○の肢にもあるので、他のルールと組み合わせて使います。
- × 「上場会社の役員は、いかなる場合も自社の株式を売買できない」(重要事実の公表後は売買できる)
- ○ 「外務員は、営業所の内外を問わず、登録を受けなければ外務行為ができない」(断定でも○)
ルール4. 主体を見る
誰がやるかが入れ替わっていたら×です。業の登録とPTSの認可は内閣総理大臣、外務員の登録は日本証券業協会、上場の承認は取引所です。
- × 「外務員の登録は、金融商品取引所が行う」
- ○ 「外務員の登録は、日本証券業協会が行う」
ルール5. 数値は年数・割合・人数の入替
数字が1か所だけ違う肢は×です。よく入れ替わるのは3年と5年、3%と5%、2分の1と3分の2です(正しい方は対で覚える用語)。
- × 「株主総会の特別決議は、出席した株主の議決権の過半数の賛成で成立する」
- ○ 「株主総会の特別決議は、出席した株主の議決権の3分の2以上の賛成で成立する」
ルール6. 対になる用語を思い出す
×の肢で一番多いのが、対になる用語の入替です(発行市場↔流通市場、取次ぎ↔代理など)。一覧は対で覚える用語にあります。
- × 「新たに発行される有価証券の取得の申込みの勧誘を、売出しという」
- ○ 「新たに発行される有価証券の取得の申込みの勧誘を、募集という」
手順
- 数値のある肢を式に入れて消す(ルール1)
- 誰がやるか、数字が合うかで消す(ルール4・5)
- 残った2つのうち「緩める方」を外す(ルール2)
- 決まらなければ用語の対(ルール6)、最後に断定語(ルール3)
択二の取り方
- 確信のある1つを先に取り、残りは上の手順で絞る。片方だけでも5点
- 2つ目に迷ったら「緩めていない方」を選ぶ