- 職業倫理は満点を取る(最重要)
- 企業分析は得点しやすいので、全般的に得点を狙う
- 証券分析は、公式で解ける部分だけをやる
- わからない問題を白紙にせず、公式や経済のモデルなど知っていることを書く
- 時事問題は、ニュースで見た用語を思い出し、できるだけ文章を書く
1. 職業倫理は満点
足切りがあるから、という理由ではありません。同じような問題しか出ず、非常に簡単で、そこそこ配点が高いという、あからさまなサービス問題だからです(1日集中してやれば9割は取れるようになります)。
2次は360点のうち、まず半分の180点を目指します。職業倫理の44点前後をすべて取れば、残り316点のうち136点、4割強を取れば合格ラインです(配点のページ)。かなり負担が軽くなります。正直、職業倫理で得点できるかどうかで短期合格の可否がほぼ決まると言っても過言ではありません。なまじ適当でもできてしまうため、手を抜く人は多いです。
2. 企業分析は全般的に取る
「全般的に」と書きましたが、出るのは財務諸表分析と株式価値評価がほとんどで、この2つに集中して勉強することになります。この2つは出題頻度が高いわりに解答方法が簡単で、式がわかれば答えが出る問題が多いです。1次で重点的に取り組んだ論点なので、勉強もしやすいはずです。
3. 証券分析は公式で解ける部分だけ
最もボリュームが大きく配点も高い証券分析は、初めから半分捨てる前提で勉強しましょう。難問・奇問・最新論点など、得点が期待できない出題も多いからです。
まずは、公式で簡単に解けて出題数も多い株式ポートフォリオ戦略とパフォーマンス評価の2つを完璧にするつもりで勉強します。特に、1次の復習のつもりで、WACC の計算など基本的な部分で何度も出ている論点から確実に押さえましょう。債券ポートフォリオは、配点は少ないものの同じような問題が多い(バーベルかブレットか、など)ので、その次に取り組む分野です。
4・5. 部分点を拾う努力を怠らない
4つ目と5つ目は、記述試験を受けるにあたり、得点を伸ばす努力を最後まで怠らないという理解でかまいません。最後までやり切り、可能なかぎり部分点を拾う意識を持つことです。採点では「解答に至る過程が原則考慮される」と協会も明記しているので、途中式や定義を書くだけで点になる余地があります。