証券外務員一種のオプション取引。プレミアムが動く5要因を1つの表で

オプションは、○×と5択を合わせて毎回4〜6問出ます。「5要因の表」と「株式オプションと国債先物オプションの違い」を覚えれば、○×と2つ選ぶ問題は取れます。損益の計算は次のオプションの戦略で。

1. オプションとは(買い手と売り手)

オプションは、「決まった値段(権利行使価格)で買う権利、または売る権利」を売買する取引です。権利の値段をプレミアムといいます。

コール・オプションプット・オプション
何の権利か買う権利売る権利
買い手が儲かるのは原資産が上がったとき原資産が下がったとき
買い手の損失プレミアムが上限(限定)プレミアムが上限(限定)
売り手の利益プレミアムが上限(限定)プレミアムが上限(限定)
売り手の損失無限定無限定(試験ではプットも「無限定」扱い)

2. 本質的価値と時間価値、イン・アット・アウト

プレミアムは、「本質的価値」と「時間価値」の合計です。

状態コールプット本質的価値
イン・ザ・マネー(ITM)原資産 > 権利行使価格原資産 < 権利行使価格ある
アット・ザ・マネー(ATM)原資産 = 権利行使価格同じゼロ
アウト・オブ・ザ・マネー(OTM)原資産 < 権利行使価格原資産 > 権利行使価格ゼロ

3. プレミアムが動く5要因(この表が一番出る)

要因こう動くとコールのプレミアムプットのプレミアム
原資産価格上がる上がる下がる
権利行使価格高いものほど低い高い
残存期間短くなる下がる下がる
ボラティリティ(変動の大きさ)上がる上がる上がる
短期金利上がる上がる下がる

4. グリークス(感応度の名前)

プレミアムが「何に対してどれだけ動くか」に名前がついています。○×で「〇〇は△△の変化に対する〜」の形で出ます。

名前何の変化に対する何の変化か
デルタ原資産価格プレミアム(コールは0〜1、プットは−1〜0)
ガンマ原資産価格デルタ
セータ残存期間プレミアム
ベガボラティリティプレミアム
ロー短期金利プレミアム

5. 株式オプションと国債先物オプションの数値表

項目日経225オプション/TOPIXオプション長期国債先物オプション
取引単位プレミアム × 1,000円(TOPIXは10,000円)国債先物 額面1億円
権利行使のタイプヨーロピアン(取引最終日の翌営業日だけ)アメリカン(取引期間中いつでも)
取引最終日各限月の第2金曜日の前営業日限月の前月末日
権利行使するとSQ値との差金決済国債先物の取引が成立
期日に本質的価値がある建玉自動的に権利行使自動的に権利行使
限月の数(TOPIX)19限月(6・12月限は直近10、3・9月限は直近3、その他は直近6)—

6. ○×で出る「ひっかけ」